それぞれ

先日生徒さんが、同じ曲を違う先生から見ていただくという機会がありました。

 

「この部分はね、つらくて・・・うまく息ができないくらい辛いのよ」

先生の演奏を聴いていると、本当に呼吸が浅く、苦しく、切なくなり

 

別の先生は

 

「ここはエレガントに」

先生の演奏は優雅で、うっとりしてしまいます。

 

 

それぞれの感性でこだわりを持って、表現されていて

美しいだけではなく、説得力があります。

 

 

感じること、こだわりは人それぞれです。

 

先生方の感性に触れ、自分はどう感じるか、どう弾きたいか

考える良いきっかけになったのではないかと思いますニコニコ

コンクール

先週、日本ピアノ研究会ジュニアピアノコンクール福岡予選と

北九州予選の手伝いにいってきました。

北九州予選は旧古河鉱業若松ビルで行われたのですが

大正8年に建築されたそうで、レンガ造りのどっしりとした建物も

ピアノを弾きながら見える外の景色も美しかったです。

弾き合い会

7月中頃にコンクール前の弾き合い会をしました

人前で緊張して演奏するとどうなるか自分を知ることができ

コンクールに向かって必死に練習している他の人の演奏を聴くと

とてもよい刺激になります。

 

夏休みに入りほとんどの予選が終わっていますが、残りの予選、そして本選に向けて

引き続き一緒に頑張っていきたいと思います。

福岡県人会演奏会

毎年恒例、東京音楽大学校友会福岡県人会演奏会が8月9日にあり

以前ますいピアノ教室に在籍していた生徒さんも出演します。

音大に入ると生徒さんの演奏を福岡で聴けなくなりますが

県人会演奏会という機会があると、演奏する姿を見ることができ

東京でも頑張っているんだな~と嬉しく思いますニコニコ

 

今年のゲストは仲田みずほ先生。

学生のフレッシュな演奏と仲田先生の卓越した演奏を

お時間のある方はぜひ聴きにいらしてください。

ご来場お待ちしております♪

 

そして

藤田真央さん、チャイコフスキーコンクール2位受賞おめでとうございます!!

2017年に東京音楽大学福岡音楽教室開室3周年記念演奏会で演奏してくださり

その時から私も増井も聴きにきた生徒さん達も、みんな真央くんの大ファンになりました。

また福岡で演奏が聴けると嬉しいですラブ

ありがとうございました

先日ジョイントリサイタルが終わりました!

たくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございました!

 

 

そして

佐藤彦大先生のアドバイスレッスンにいってきました。

先生ならではの表現やペダリングに刺激を受け

レッスンを受けた生徒さんも

今までとは違う表現も目指せるようになるのではないかと楽しみですニコニコ

伴奏

6月に歌の先生の門下生による発表会があり

今年も伴奏のお手伝いをさせていただきます。

 

歌い手のみなさんは思いやこだわりをもって歌われるので

楽譜はあってもないようなもの。

日曜日に1回目の合わせがありましたが、ピアノが歌より飛び出してしまわないか

最初の1,2曲は緊張で手が震えました。

 

聞いているつもりでも聞けていなかったり

合わせているつもりでも合っていなかったり

録音を聞くとよーく分かります。

 

演奏を録音して聞く事は本当に大事です。

発表会が終わりました

少し前ですが

発表会が終わりました!

 

発表会前は

みんな欠席しないで来られるのか、時間が大幅にずれないか、見落としはないか

自分の演奏はちゃんと弾けるか・・

緊張のため、発表会の日は食べ物も喉を通りませんが

大きなトラブルもなく無事に終わると、ホッッッとします。

 

生徒さんも、緊張のため顔を引きつらせてホールに入ってきますが

ソロが終わり連弾あたりになると、いつもの笑顔が見られますニコニコ

普段の練習よりうまく弾けたり弾けなかったり、いつも通りだったり

それぞれ思うことはあったと思いますが

大きなホールで1人で舞台に立ち、しっかり演奏してくれました。

練習から本番まで、これらの経験が力となり素敵な思い出として残ってくれたらと思います。

 

私たち講師も毎年発表会が終わるたびに課題が何点か出てくるので

次の発表会ではそこをどうクリアするか、今から考えていこうと思っています。

プログラム完成

発表会のプログラムができました!

 

出演者のコメントと写真付きなので、みなさんの思いがよ~く伝わってきます。

プログラムを配ると保護者の方も熱心に読まれていて

私も毎年プログラムが楽しみですニコニコ

 

発表会まであと少し!!

アドヴァイスレッスン

東京音楽大学の海瀬京子先生のアドバイスレッスンにいってきました。

 

腕や手首を使って1音1音よく聴きながら音色を作っていくことを

子供にもわかりやすい言葉で丁寧に指導してくださいました。

また先生の出される音からも、生徒さんはたくさん学んだようですニコニコ

ピアノ協奏曲イ短調

いつもCziffraのスタジオ録音全集(1956~1986)を聞いています。

ランダムで流しているのでリストやショパンの曲を聴くことが多いのですが

去年の12月、父が入院している病院へ最寄り駅から歩き始めたと同時に

1969年?演奏のグリーグのピアノコンチェルトの2楽章が

ちょうどイヤホンから流れてきました。

 

この曲を聴いて、いつも「いい曲だな~」と思ってはいたのですが・・・

この時は、静かな弦楽器の旋律が流れた途端胸が熱くなり

2分50秒、繊細で美しいピアノの音が聴こえてくると涙が出そうになりました。

冬の冷たい空気、広がる田んぼや奥に見える山とポツンと見える病院の看板

余命を告げられた父の病室に向かう自分の気持ち

すべてがこの2楽章と合ったんだと思います。

 

同じ曲なのに、聴くタイミングでこんなにも大好きになり、

けれども今は聴いたらまだ切ない曲になってしまいました。