前回の「激動の2月1日」から息つく暇もなく、2月はまだまだフル稼働しております。
先日の連休は、佐賀でのコンクール審査、そして生徒たちの応援と、濃厚な3日間を過ごしてきました。今回もなかなかツッコミどころ満載の珍道中となりましたので、ぜひお付き合いください(笑)
① 水崎先生の「1時間前行動」に救われた佐賀遠征
2月21日と22日は、佐賀で開催されたコンクールの審査へ。 今回は、大学時代からの盟友・水崎先生と一緒です。彼とは良いことも悪いことも、文字通り苦楽を共にしてきた仲。道中も楽しいドライブになるはず……でした。
ところが! 都市高速から太宰府に向かう途中で、玉突き3台事故😱まさかの大渋滞に遭遇!! なんと、そこを抜けるだけで2時間弱もかかってしまったのです。
普段の自分の「まあ、これくらいに出れば間に合うだろう」という楽天的なプランだったら、完全に遅刻でした。 しかし、そこは準備に抜かりのない水崎先生。 「絶対に1時間前には着いておきたい!」という彼の鉄壁のスケジュールに乗っかっていたおかげで、なんと審査開始5分前に無事会場にスライディングセーフ!(笑)
水崎先生は筋金入りの「雨男」なのですが、この日は見事な快晴。 「おっ、今日はお天気だね!」なんて喜んでいたのも束の間、雨の代わりに大渋滞を引き連れてきたようです🚗🚗🚕🚕🚕😱
到着後はご挨拶もそこそこに、採点基準だけをパパッと聞いて、そのまま審査席へ直行。 もちろんお昼ご飯を食べる余裕などあるはずもなく、休憩もほとんどなしで、一気に最後まで駆け抜けました!
② 腹ペコ審査員たちの「ラーメン難民」事件
怒涛の審査を終え、僕たちの頭の中は「お腹すいた……」のただ一点。 「よし、この辺で美味しいラーメンでも食べよう!」と意気込み、Googleマップを開いて近くのラーメン屋さんを巡りました。
しかし、現実は非情です。 1軒目……「準備中」 気を取り直して2軒目……「誠意を持って準備中」😭😭
完全にランチ難民(夕食難民?)と化した僕たちは、フラフラになりながら帰路につき、最終的に「基山SA」へと吸い込まれました。 サービスエリアで一緒にすすったラーメンの、あの身に染みる美味しさたるや……! 今日一日のてんやわんやを振り返り、水崎先生の濃〜〜〜いお話を聞き、笑顔で家路につきました。
③ 巨匠・横山幸雄先生との至福のひととき
翌日22日は、横山幸雄先生と審査をご一緒させていただきました!
大変お世話になったご著書『ピアノQ&A』を持参し、ちゃっかりサインをお願いしてしまいました。さすがに上下巻はおねだりできず、上巻のみ(笑)
横山先生:「また、ずいぶん古い本だね〜(笑)」(学生時代の弁当の汁に濡れ表紙がヨレヨレ・・)
僕:「困ったときによく読ませていただきました。僕の青春のバイブルです」
そんなやり取りから始まり、舞台でのメンタルの保ち方や、基礎の大切さなど、本当に貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。 さらには、手の大きさを比べっこさせていただいたり、会場のピアノについて話をしたり、ピアニストとして、そして指導者として、至福の時間を過ごすことができました。
④ 結果よりも大切なもの(生徒たちの挑戦)
そして連休最終日は、ドリカムピアノコンクールに挑戦する生徒たちの応援へ!
どの演奏も個性が光っていて、一人ひとりの「こんな風に弾きたい!」というイメージが客席までしっかり届く、素晴らしい演奏ばかりでした。九州山口音楽協会の課題曲の選曲も素晴らしく、それぞれの個性がよく表れていたと思います。
コンクールとなると、どうしても結果が気になってしまうものです。 でも、一番意味があるのは「そこに挑戦すること」そのものだと、僕は強く思っています。
本番に向かって必死に過ごした練習時間は、普段の何倍も濃密で、必ずその子の成長に繋がります。 もちろん良い結果が出るに越したことはありません。しかし、そこに至るまでの「プロセス」や、生徒と家族、そして私たち指導者との間に生まれる「絆」や「信頼関係」こそが、何よりもかけがえのない財産なのだと、生徒たちの熱演を聴きながら改めて実感した一日でした。



